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できるかな?MBA留学inスコットランド&その後

スコットランド第3の都市Aberdeenに留学していました。「30代におけるMBA留学の意義」とかはないです。単なる日記です。

映画「ホテル・ルワンダ」鑑賞

21日(木)晴れ時々くもり


エッセイも修論も書かず、
学校の図書館のDVDコーナーにへばりついている私・・。

今日見たのは、こちらです

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ドン・チードル、ソフィー・オコネドー 他

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「Mr. ポール、死なない覚悟はおありですか? by イガラム」

人間死ぬ気になれば何でもできるといいますが、
死と隣り合わせの状況で、家族を救うため
決して死ぬわけにはいかないホテルマンの
壮絶な駆け引きとあきらめない心が
1,200人もの命を救う実話をもとにした映画です。

1994年ルワンダで、100日間に80万人以上の人
(国民の10%以上)が虐殺されるという悲劇が起きました。
日本でいうと、東京都民全員が殺される状況です。

フツ族によるツチ族虐殺計画をキャッチするも、
その殺害現場に遭遇するも介入できない国連軍
(本部より介入の権限が下りなかったため)

報道をスクープするも、根本的な解決には
何一つ寄与できず、後ろ髪をひかれる思いで
現場を立ち去る西側メディア

主人公のポールが、西側メディアスタッフに
「あなた方の報道を見た世界が助けに来てくれる」
というと、メディアスタッフが、
「残念だがそれはないよ、みんな”怖いわ”といってディナーを続けるだけさ」
と答える場面は有名です。

西側諸国より軍隊はきましたが、虐殺に介入することなく
自国民だけを避難させ、撤退していきます。

「ルワンダに介入しても、1票にもならないと西側の政治家達は考えているのさ」
と、ポールの勤めるホテルの社長(ジャン・レノ!かっこいい
は電話口で言います。

また、権限がないながらも何とかポール達を助けようと
努力する国連軍のオリバー大佐。

この人のモデルは
ロメオ・ダレールという人です。

この人が、大虐殺から10周年を記念した追悼式に出席するために
ルワンダを訪れるドキュメンタリー
「元 PKO 部隊司令官が語る ルワンダ虐殺」(2004年カナダ)
も、先日見ました。

ロメオ氏は、ルワンダ大虐殺当時の話を
著書「Shake Hands with the Devil」
にまとめており、フツ族過激派リーダーを
悪魔に例えています。

では、その悪魔を作り出したのは、誰なのか?
大元をたどると、ベルギーの植民地政策なのですが
この大虐殺に関しては、私を含めた国際社会の無関心
なのかもしれない、と感じました。


イギリスに来て、大して英語もうまくなってないけど
世界のいろんなことに無関心だったことに気付かされます。

修論に書いているエイズの問題もそうです。

日本にいるときは、アフリカのエイズ問題は
遠い国の話でさほど気にもしていなかったけど、
授業で取り上げられ、自分で調べていくうちに
その深刻さが浮かび上がってきます。

アフリカにおけるエイズによる死者プラス
治療されることなく死ぬ運命にある人の総数は
第二次世界大戦の犠牲者の3/4 まで来ており、
その数を最終的には超えるだろう、
と言われています。

じゃあ、製薬企業が十分な薬を寄付すればいいのか?
というと、問題はそう簡単ではなく
アフリカの地ならではの意識の問題
貧困・飢餓の問題
医療スタッフ不足の問題などなど
複雑に絡み合っています。

アフリカの地ならではの意識の問題は
の第4章「SEX AND DEATH」に
わかりやすく書かれています。

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日本語訳もあります

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それにしても、
いつまでたっても英語を読むのが遅い・・・
成長が感じられない・・・・



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ジャンル : 学校・教育
テーマ : MBA

[ 2011/07/23 09:01 ] 映画/テレビ | TB(-) | CM(0)
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